妊娠中の漢方相談ビフォーアフターを紹介するコーナーです。
妊娠6か月目に入り、アトピーが悪化してきて漢方薬で何とかしたいと来店されました。
顔全体が赤くなり、乾燥して痒みも酷い状態のようです。
体も疲れやすく、便秘気味の状態のようです。
喘息もあり、体が弱いようです。
36歳 女性
中国医学的に『気血両虚』、『血熱旺盛』の状態と考えられます。その為、体力を補って体調の維持を助けていく漢方薬、体に溜まっている熱毒素を解毒していく漢方薬をお渡ししました。
5日ほどして顔の赤みが少しずつとれて、熱感もとれてきているという報告を受けました。実際に、5日前の顔の赤みがだいぶとれてきておられます。
さらに20日後には体の疲れもマシになり、皮膚の痒み、赤みもひいてきておられます。体調がいいため、引き続き継続していただいております。
妊娠中に飲める漢方薬はありますが、基本的に強い作用のあるものはお渡ししないようにしております。一般的に妊婦様には体力や血液を補っていく物をお渡しする方が多いです。
しかし、Y様のように体に熱毒素が溜まっている場合は、体の熱毒素を解毒していく物が必要になります。
毎日の食生活で甘い物、脂っこい物、刺激物、味の濃い物、高カロリー食、高タンパク質、高脂肪の物は極力控えていく必要があります。これらの物を多くとりすぎますと、体に熱がこもりやすくなり皮膚の状態が悪化しやすくなります。
いろいろ試してうまくいかない方は是非、ご相談ください。
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